Saikaiブログ

約3千万年前の謎の化石に迫る!「海獣化石調査」

2016年10月28日

 

36年前に崎戸町で見つかった、

“海を泳いでいた”と考えられる何者かの化石。

 

 

 

いよいよ11月から、この化石の調査が

崎戸歴史民俗資料館で行われます。

 

10月下旬、見学にお邪魔しました。

 

 

調査を担当するのは、

学芸員の森 浩嗣(ひろつぐ)さん。

 

 

九州大学で佐世保市の地質などを研究した後、

アメリカの大学院に進み、草食恐竜について研究。

201412月からは、西海市の学芸員として

西海市の地質調査を行ってきました。

 

 

今後、調査はどのように進められていくのでしょうか?

 

「地層の中に埋め込まれた生物の化石を

きれいに取り出すクリーニング作業を行います。

取り出した化石をさらに比較し、どんな生物かを

特定するのが今回の調査の目的です。」

 

今回の調査をお手伝いする浦里さんが作業中。

 

 

クリーニング作業では、ペンのように細い

 「エアチゼル」という道具で石を削り、

 化石を取り出します。

 

コンプレッサーの圧縮空気で先端の針を振動させることで、石を削る道具。

 

この日は、崎戸町で見つかった「ペンギンモドキ」

という鵜の仲間である生物の化石を掘り出していました。

 

 

 

取り出していたのは、ペンギンモドキの羽の部分。

 

 

 

 

36年前に見つかったこの化石は、

七ツ釜鍾乳洞の地層と同時期(約3千万年前)のもの

といわれ、一説にはクジラとも言われていますが・・・

 

クジラにしては、骨が細くて小さいですよね?

 

「そうですね。クジラではなく、ジュゴンや

マナティという生物とも考えられます。

まずは骨の化石を取り出して、研究して

みないことには何とも・・・」

と、森さん。

 

 

う~ん!謎は深まるばかり!!

化石の正体が気になりますね

 

 

 

実は。

長崎県は「有数の化石の産地」。

西海市でも、約5千万年前~1500年万前の

地層から様々な化石が発見されています。

 

 

 

 

クリーニング作業は、10月中から一般の方も

見学できるよう公開が始まっています。

 

長崎県内で化石のクリーニング施設を持つのは

この崎戸歴史民俗資料館だけ、とのこと。

ぜひ、実際に足を運んで

謎の生物の化石が少しずつ姿を現す様子を

自分の目で見てみてくださいね

 

 

今後、「Saikaiブログ」では

この化石調査の進捗状況をレポート!

崎戸歴史民俗資料館にお邪魔して、森さんから

調査に関するお話を伺っていきますよ。

乞うご期待です♪

 

 

 

10月末頃までは、調査前の段階の化石で、展示などに使用する複製を作成中。

 

 

 

「崎戸歴史民俗資料館」

857-3101 崎戸町蛎浦郷1224-5

TEL:0959-37-0257

開館日:火曜~日曜 9時~17

    (月曜・祝日・年末年始は休館)

化石調査は、開館日と同じスケジュールで

 見学可能です。

 

お問い合わせ

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西海市教育委員会 社会教育課
電話:0959-37-0079
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