Saikaiブログ

冷た~い潮風で乾燥中!西海町特産「ゆでぼし大根」

2017年1月25日

 

もくもくと湯気が上がる中

手早くどんどん広げられる“白い絨毯”?!

 

 

 

翌日の姿がこれ!

 

 

 

あめ色になり、カラカラに乾いたら…

西海町特産「ゆでぼし大根」の完成です

 

 

なにを隠そう、

筆者は「ゆでぼし大根」の大ファン♪

冷蔵庫には常にストックしてあって、いろんな料理に大活躍です。

 

長崎出身ではない方(当初は筆者も)にとっては、

 “「ゆでぼし」って切り干し大根とどう違うの?”

 と思われる方が多いかもしれませんね。

 

地元の方には“いわずもがな”ですが、改めて。

 

「ゆでぼし大根」とは、

 千切りにした大根を、1度ゆでてから乾燥させた保存食品です。

 

 

「切り干し大根」と比較すると、1度ゆでてあることで、

水で戻しやすいという特徴があります。

カットの幅もやや太め。

 

 

 

寒さが厳しく、大根が旬を迎えるこの時期は、

「ゆでぼし大根」作りの最盛期。

 

作られている現場を、ぜひこの目で見てみたい!

ということで、西海町面高地区に行ってきました♪

 

 

 

 

「ゆでぼし大根」に使われている原料はこちら。

 

  

大きいもので、“大人の男性の膝から下”くらいあります!

 

な、なんと大きい!!

 

 

 

これは、

「大栄大蔵大根(だいえいおおくらだいこん)

という品種。他の品種に比べて、

太さ・煮崩れにくさ・仕上がりの色の良さ、と3つ揃った

「ゆでぼし大根」専用の品種なんです。

 

 

 

海からの冷たい風が吹きつける冬の朝、

面高地区では、もくもくと湯気の上がる風景がよく見られます。

 

 

 

湯気が上がるお宅では、

「ゆでぼし大根」のゆがき作業、真っ最中。

30件の農家さんが大根から育て、「ゆでぼし」に

加工しているそうです。

 

 

まずは洗浄機で大根をきれいに洗ったら、皮をむくのは手作業。

皮むき器(ピーラー)は家々によって道具が違い、それぞれ

使いやすい形など、こだわって使っているそうです。

 

 

 

機械で約2cm幅に千切りした大根を、100度以上で1015分ゆでます。

 

 

ゆで上がった大根の香りは“おでん”のような、どこか懐かしい香り。

 

ゆで上がったら、すぐさま干し場へ直行!!

 

 

 

 

海にせり出した地形を利用した干し場は、

まさに断崖絶壁の上に建てられた「やぐら」です。

 

 

 

ひぃ~高い!!

しかも、とにかく風が強い!!

人が作業をする場所としては、この上なく厳しいです。。

 

ですが、

この海から吹きつける冷たく強い風こそ、

ゆで上がった真っ白な大根を、たった1日で

カラッカラ・あめ色の「ゆでぼし大根」に仕上げてくれるのですね。

 

 

ゆで上がった大根を一気に干し場へ運び込み、

あっという間に干し広げたら、すぐさまトラックで加工場へ移動。

とにかく素早い…

 

 

 

次の大根がゆで上がるまでの、わずか20分足らずで

干す作業を終え、加工場へ戻らなくてはならないからなんです。

 

冬の数ヶ月間に1年分の「ゆでぼし大根」を作るためには、

ゆでて→干す、この作業を1日に何サイクルも繰り返し

行わなくてはなりません。

 

頭が下がるほど、ハードなお仕事です!

 

    

港の真横や、3階建て以上の高さに干し場を設けている農家さんもいます。 

 

 

干したら終わり、ではないのが

「ゆでぼし大根」のおいしさの秘訣。

 

乾燥ムラや、大根どうしがくっつくのを防ぐため

ゆで上がってから数時間ごとに約3回の「ほぐし」作業必要です。

 

ほぐした後は端に寄せて仕上げの乾燥中、また新たにゆで上がった大根を広げていきます。

 

 

ゆで上がった時間によっては、深夜に起きて

ほぐし作業をすることも…

真っ暗い海から吹きつける風は、冷たいし

 とんでもなく寒い!に違いありません。

 

作業1つひとつを知れば知るほど、

食べる側として本当に頭の下がる思いです。

 

 

翌日に加工する分の大根を収穫。トラックに詰まれた「大栄大蔵大根」は

まるで丸太のような太さ!

 

 

西海町の「ゆでぼし大根」は、

乾燥に適した強い海風と、太~い大根が育つ畑、

そして、昼夜も問わず

手間をかける作り手のみなさんの愛情と勤勉さがあってこそ!

の特産品なんですね。

 

 

西海市のゆるキャラ「ゆで☆(ぼし)大ちゃん」

“大栄大蔵大根”の3つの“大”にちなんだ名前です。

 

 

  

 

見学させてもらったこの日、

地元のお母さんたちが作ってくださった「ゆでぼし大根」ランチと、

筆者がよく作る「ゆでぼし大根」を使ったアレンジレシピを、

近日中にこのSaikaiブログでご紹介します

 

お楽しみに~

 

 

長崎西彼農業組合 西海支店

西海市西海町木場郷1612-1

TEL:0959-32-1211

 

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