Saikaiブログ

西海市歴史ロマン探検隊と行く!雪浦「ホゲット石鍋製作遺跡」

2017年3月6日

 

大瀬戸町に流れる雪浦川の上流、

山の中に突如現れる大きな岩壁…

その岩を荒々しく削った無数の跡。

 

昭和56年に国定の史跡となった「ホゲット石鍋製作遺跡」です。

 

この種の遺跡では国内最大級!といわれています

 

 

なんでも、平安時代の日本で全国的に使われていた

煮炊き用の石鍋を作っていた場所とか?!

 

 

昨年の「広報さいかい8月号」表紙にもなりました

 

 

2月中旬、西海の歴史に興味津々♪なメンバーが集まり

「西海市歴史ロマン探検隊」を結成!

「ホゲット石鍋製作遺跡」への見学ツアーが開催されました。

 

 

ツアー発起人は、このお2人。

 

農林漁業体験宿泊の会「山と海の郷さいかい」事務局の原田 愛さん(左)。

「さいかいガイドの会」メンバーで西海市の“歩く郷土史” 林 吉行さん(右)。

 

 

Facebookなどいろいろなつながりから広がって、

この日集まったツアー参加者は、大人から子どもまで合計32名!

長崎や佐世保、遠くは南島原、福岡などから来られた方も。

 

 

はりきって出発!

 

 

遺跡まで約700mの山道をぐんぐん進みます。

 

 

 

遺跡に向かう途中も、

“昔の人々の知恵”を間近に見ることができます。

 

西彼杵半島の山地にめぐらされていた「猪垣(ししがき)です。

 

 1720年代(江戸時代)、山から下ってくる田畑を猪や鹿などの害から守るため、石を積んで築きました。

 

 

 

こんな大きく重い岩を、どうやって人の手で運び積んでいったのか?

昔の人の知恵や技術は、想像を超えるスゴ技ですね。

 

 

 

アップダウンが激しい山道を4050分ほど歩いて

目的地の遺跡に到着!

 

おぉ~きな岩壁です!!

 

 

ガイドの林さんによると…

石鍋は「滑石(かっせき)」という石から作られているそう。

 

 

 

「ホゲット石鍋製作遺跡」は、

この滑石が表面に露出しているところを

ノミのような工具を使い、人の手で一打ち・ひと打ち

鍋状の形に切り出された跡なのです。

 

  

 

 鍋の形に切り取った石の塊を、

おそらく雪浦川のような水運を使って運び出し 、

各地に届いてから鍋に仕上げていたのではないか、

とのことでした。

 

この滑石で作られた鍋は、なんと!

沖縄から青森まで、日本各地で発見されているのです。

 

「石鍋と言えば西彼杵半島」

といわれた時代があったのでしょうね!

 

 

人の手と道具だけで彫り進められたかと思うと…

思わず「はぁ~」という感心のため息がもれてしまいます。

 

 

1000年前、平安時代といえば…

清少納言や紫式部、平清盛らが活躍した時代。

人々は、この石鍋でどんな料理をしたのでしょうか? 

 

歴史や古文の教科書で見た、遠い遥か昔の人も

この石鍋で作ったご飯を食べていたのかもしれないなぁ…

そう考えてみるとなぜか身近に感じられませんか?

 

 

 

途中、番号を言い合って点呼を取りつつ、 無事みんなで下山。

 

 

ほかにも、西海市には様々な時代の痕跡が残る

おもしろい歴史スポットがたくさんあります!

この「西海市歴史ロマン探検隊」も、第2弾が開催されるそうです♪

 

企画が決まった際には、ぜひ!

この「saikaiブログ」でもお知らせさせていただきます!

お楽しみに

 

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