Saikaiブログ

太古の化石の謎を追う!vol.3~化石クリーニング作業 公開中!

2017年6月21日

 

37年前に崎戸町で発見され、

約3千年前に生きていたとされる正体不明の海獣(かいじゅう)化石。

 

 

「海獣」とは、海に生息するマナティ、クジラなどの海生哺乳類のこと。

 

 

その謎を解明するため、

崎戸歴史民俗資料館では、化石を岩から採取するために削り出す

クリーニング作業昨年秋から行われています。

 

 

 

これまでのブログ記事

「太古の化石の謎を追う!vol.2~崎戸歴史民俗資料館」

 「約3千万年前の謎の化石に迫る!「海獣化石調査」」

 

 

 

6月上旬、

西海市立西海東小学校の6年生(26)のみなさんが

化石クリーニング作業の様子を社会化見学で訪れると聞き

Saikaiブログ」でも約半年ぶりに崎戸歴史民俗資料館をたずねました。

 

 

どのくらい岩が削られ、化石があらわになっているのか…楽しみです

 

 

 

クリーニング作業が行われる資料館の1階には、発見された当時の状態の

複製が展示されています。

 

 

 

見学する児童のみなさんを案内するのは、西海市内の地質調査・研究を担当する

学芸員の森 浩嗣(ひろつぐ)さん。

 

 

 

「西海市に広がる岩石は3つの種類があります。

火成岩(かせいがん)・堆積岩(たいせきがん)・変成岩(へんせいがん)

このうち、化石が見つかるのは、どの種類の岩石でしょうか?」

 

 

う~ん・・・

 

正解は?

 

 

堆積岩です。土砂が川や風に運ばれ、その中に生物の骨が一緒に埋まって

積もり固まったものが化石となり、堆積岩となるのです。」

 

 

なるほど!

 

実は、長崎県や西海市は日本でも有数の化石の産地なんです!!

 

 

崎戸歴史民俗資料館には、「ペンギンモドキ」の右腕の付け根付近の化石が展示されています。  

 

 

西海市では、海獣化石のほかにも

複数の場所から「ペンギンモドキ」という海鳥の仲間の化石

貝殻の化石などが見つかっています。

 

 

「ペンギンモドキ」の模型。 

崎戸や松島など、その昔に石炭業が盛んだった西海市では

石炭の採掘調査ががきっかけとなり、化石の発見につながったことも。

 

 

 

“正体不明”?! “謎の化石”?!

 

 

わくわくするようなキーワードに、見学する子どもたちの目が

キラキラと輝いていました。

 

 

 

 

 

作業開始から半年が経ったクリーニング作業。

現在の様子は・・・

 

 

 

化石の周りの岩が削られ、発見当時のサイズからはだいぶ小さくなっていました。

 

あらわになった化石を樹脂などでコーティングし、保護しながらの作業は慎重に行わなければなりません。

 

 

でも、まだこれは岩の片側。 

おもて側が終わったら、岩のうら側からも削りだす作業があります。

すべてを削り取り出すには、まだまだ長~い道のりが・・・

 

 

とはいえ、

日々少しずつ・慎重にクリーニング作業は進められています。

 

 

 

また次に西海東小6年生のみなさんが訪れる時には、

“岩の中に埋まっていた何かが新たに発見された!”という可能性も。

 

 

 

海獣化石の正体が明らかになるまで、

このクリーニング作業から目が離せませんね

 

 

 

●崎戸歴史民俗資料館での化石クリーニング作業は、

 毎週火曜~土曜の午前10~午後5時に一般公開しています。

  (入館料は無料です。)

 

お子さんの夏休みの自由研究、など

西海市の地質や歴史が学べる崎戸歴史民俗資料館にぜひ足を運んでみてくださいね♪

 

 

 

 

 

社会化見学に訪れた西海東小6年生のみなさん。

 

化石クリーニング作業のほかにも、館内で展示されている

崎戸町の捕鯨、石炭産業の歴史なども見学しました。

 

 

 

「崎戸歴史民俗資料館」

 

・住所:崎戸町蛎浦郷1224-5

・開館時間:9:0017:00

・休館日:毎週月曜、祝日、年末年始

・入館料:無料

 

お問い合わせ

HP更新
西海市教育委員会 社会教育課
電話:0959-37-0079
  • 10/21(日)開催「はつらつママさんバレーボールin西海」
    みかんの出荷スタート~JA長崎せいひ 小迎選果場
    食べてあそんで大満喫「第21弾さいかい丼フェア」