Saikaiブログ

市内20カ所 個性豊かな「狛犬のかたち」~H29ふるさと発見講座vol.1

2017年9月20日

 

99()、平成29年度「西海市 ふるさと発見講座」の

1回目が開催されました。

 

 

 

今回のテーマは、「狛犬のかたち」。

 

琴平神社(大瀬戸町)

 

わたしたちに身近な神社でよく見かけるものの…

誰が何のために作ったのか?

どんな種類の狛犬がいるのか?

などなど、普段はなかなか知りえない「狛犬」に関するお話です。

 

 

講師は、大瀬戸歴史民俗資料館の学芸員 中村 綾乃さん。

 

 

 

市内にある約82社のうち、狛犬がある20社を

1カ所ずつ自分の足でめぐり、調査を行いました。

 

 

■狛犬の起源、地域により変わる姿

 

狛犬はどこで生まれ、いつ日本に渡ってきたのか?

当時の役割とは?

狛犬の歴史とその変化について解説がありました。

 

 

 

その歴史は古く、古代オリエントやスフィンクスとも関連があるそう。

日本に伝わったのは平安時代、中国から渡ってきました。

  

当時の狛犬は室内に置かれ、高貴な人物が座る部屋の前で

御簾(みす=すだれ)の重しとして置かれていました。

しかも今とは違い、木造で作られていたのです!

 

 

 

鎌倉時代から石造となり、現代のように

神社など屋外へ置かれるようになりました。

 

その姿、形は地域によってとても個性があり異なります。

 

   

 

まゆ毛や目の形、体のつくりなど、

その土地の文化や職人の技術が反映されているようです。

 

例えば、「岡崎型」と呼ばれる愛知県で多い狛犬は

立派な巻き髪でぱっちりとした目が特徴。

 

 

 

 

■中村さんが見た“西海市の狛犬”3種

 

西海市内20社の神社にある狛犬のうち、

中村さんの調査では、その特徴から主な3種類に分けられました。

 

◆その1:構え型

 

 出雲地方に多い、今にも飛びかかかろうとする「構え型」。

 

◆その2:座り型

 

 

◆その3:個性的な型

 

口は横に広がり顔が大きく、どことなくコミカルな横瀬神社の狛犬。

 

 

真っ青に塗られた、珍しい色つき。平島の金毘羅神社にある狛犬。

 

 

こうして1つひとつ見比べてみると、ポーズや表情の違いがとっても豊か!

ゆるキャラのようなかわいさも感じられますね

 

 

 

狛犬の台座をよ~く見てみると・・・

狛犬を寄進した人物や、制作した石工(いしく)の名前が刻まれています。

 

中には、地元の人物だけではなく

意外な土地からの寄進者や石工が関わっている場合も。

神社にある狛犬から、商業や貿易の歴史までたどることができるとは!

知的好奇心をくすぐる、おもしろさ&奥深さです

 

 

今回の講座内容をはじめ、中村さんによる狛犬の調査内容は

10月17日からはじまる展示でじっくり見ることができます♪

 

 

狛犬のかたち展チラシ.pdf(617KB) 

 

個性豊かな西海市内の狛犬。

ぜひ、ふるさとの歴史を学びに足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

 

 

今後の「ふるさと発見講座」は・・・

 

●第2回 「江戸時代の天文学と大村藩~峰源助と『郷村記』」

  平成291216()1315時 大瀬戸コミュニティセンター

 

●第3回 「大串金山について」

  平成30217()1315時 西彼教育文化センター

 

 お楽しみに!!

 

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