Saikaiブログ

11月は「児童虐待防止推進月間」~「子どもの貧困とは?」研修会開催

2017年11月21日

 

厚生労働省では、毎年11月を「児童虐待防止推進月間」とし

さまざまな広報・啓蒙活動を実施しています。

  

 

 

119() 西海市では、

「西海市要保護児童対策地域協議会」の主催により

児童虐待の発生予防、早期発見・対応のヒントを学ぶための

研修会を開催。

 

 

 

市内学校・保育関係者や一般市民など133名の参加がありました。

  

 

 

西海市では昨年度、心理的虐待ケースおよびネグレクトに関する学校等からの相談件数が大幅に増加。

今年度も合計で約40件程度の相談があると考えられています。

 

 

研修会では、西海市における児童相談の件数、ケース内容の内訳など

現状の共有に加え、

長崎大学 教育学部准教授 小西 祐馬先生を講師にお迎えし

講演をいただきました。

 

●テーマ:『子どもの貧困』とどう向き合うか?~問題の現状と課題~

 

小西先生は、著書に「貧困と保育」、「子どもの貧困白書」などがあり長崎県で「こども食堂」の

普及・研究にも取り組まれています。

 

 

■「見えない貧困」から子どもを救うには?地域・ネットワークの必要性

 

「恵まれた今の日本で、『貧困』という言葉との

イメージが結びつかない方も多いとは思いますが・・・」

と、小西先生。

 

 

日本の全国平均から見て、

長崎県の「子どもの貧困率」が平均値よりも高いこと、

近年行われた調査やメディアの報道などから

“経済的に困窮している子育て世帯が多い”というデータが紹介されました。

(※「子どもの貧困率」とは、厚生労働省が行う国民生活基礎調査で分かった

子育て世帯の所得から算出されます。)

 

 

“貧しさは人からいろいろなモノを奪ってしまう“ 

これを小西先生は、「複合的困難」と説明されました。

 

 

 

子どもを愛し、大切に育てたいと思う反面、

様々な不利・困難から親自身が行き詰ってしまい

弱い子どもへと矛先が向いてしまう。

 

家庭ごとの事情など、とても複雑かつ原因が見えずらいのが

「貧困」という問題なのです。

  

 

 

小西先生からは最後に、

「教育や子どもに関わる人自身が『貧困』というキーワードを

心得ていること、そして子どもたちから発信される様々なヒント、

SOSを見逃さないことが虐待という問題の発見につながると考えます。」

という言葉がありました。

 

 

保育園・幼稚園、学校の先生だけではなく

「児童虐待」は誰にでも通報する手段があります。

  

    

児童相談所 全国共通3桁ダイヤル TEL:189

 

地域・社会全体で、親と子を見守るあたたかな目、つながりを

持ち続けたいですね。

 

 

●長崎県HP「11月は児童虐待防止推進月間です!」

●西海市役所HP「子ども・子育てに関する相談」

 

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