Saikaiブログ

西海市に眠る化石の謎!~福井県立大 宮田和周 准教授 講演会

2018年1月31日

 

 

 

1月中旬。

大島町にある大島文化ホールにて、西海市内で化石調査を行う

宮田 和周 (みやた かずのり) 准教授(福井県立大学恐竜研究所)による

講演会が開かれました。

 

会場に集まったのは、

大島町・崎戸町の小中学生と市民のみなさん。

 

 

 

西海市教育委員会では、

化石や地質鉱物資源の調査研究と活用を目的とした「さいかい解明新書」事業

に取り組んでいます。

●詳しくは、「広報さいかい2017年9月号」をご覧ください。→こちら

 

2015年夏に大島町で発見され、現在も調査中の

ハドロサウルス上科(鳥脚類恐竜)歯の化石もその1つです。

 

  

昨年夏に市内各支所で行われた公開展示では、16日間で約1,200名の方に見学いただきました。

現在は化石の複製を崎戸歴史民俗資料館に展示中。

 

 

 

■約5000万年前の哺乳類の化石を捜し求めていたら・・・恐竜化石発見!!

 

宮田先生はこれまで、福井県や九州をはじめ

中国、北アメリカなど各地で化石の調査を行ってきました。

 

 

 

その宮田先生が、世界のなかでも

 “なぜ西海市で化石調査を行っているのか?”  

 

その背景と、2015年に発見したハドロサウルス上科(鳥脚類恐竜)の化石

についてご説明いただきました。

 

 

 

  

「恐竜化石は日本国内でも全国各地から見つかっていますが、

 恐竜の絶滅後に生きていた哺乳類の化石は、

  世界的にも極わずかしか発見されていません。

 

“化石”は化石でも、宮田先生が本来専門とする生物は

恐竜ではなく哺乳類動物。

 

古生物の中でも特に謎が多い哺乳類に魅力を感じ、

これまで世界各地で調査・研究を行ってきたそうです。

 

 

『九州にある石炭の地層から哺乳類化石が見つかるのでは?』

という仮説のもと、宮田先生は約20年以上も

長崎や熊本など九州各地での調査を行ってきました。

 

 

 

そこで、哺乳類の化石を捜し求める宮田先生が注目したのが

西海市だったのです。

  

 

 

西海市には恐竜が生きていた時代の地層は無い、と

 考えられてきました。

 ところが今回の発見で、大島町にも長崎半島とほぼ同時期、

 恐竜が生きていた白亜紀後期の地層の存在が

 明らかになったのです。 

 

 

講演会後、子どもたちにハドロサウルス上科(鳥脚類恐竜)歯の化石を見学してもらいました。

 

 

現在調査中の哺乳類やペンギンモドキなど、

恐竜以外にも様々な化石が発見されている西海市。

福井県立大学との共同調査はまだまだ続きます。

 

  

  

私たちが暮らすこの西海市で、

見たこともない生き物たちが暮らしていた古代に思いを馳せる

とても貴重な時間となりました。

 

講演いただいた宮田先生、ありがとうございました。

 

お問い合わせ

HP更新
西海市教育委員会
電話:0959-37-0079
  • 10/21(日)開催「はつらつママさんバレーボールin西海」
    みかんの出荷スタート~JA長崎せいひ 小迎選果場
    食べてあそんで大満喫「第21弾さいかい丼フェア」