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1億を超える金を採掘!「大串金山」~第3回 西海市ふるさと発見講座

2018年2月28日

 

 

 

2月17日(土)、西彼教育文化センターにて、今年度の最終回となる

3回「西海市ふるさと発見講座」開催されました。

 

テーマは、「大串金山について」。

 

 

講師の西海市教育委員会・学芸員 森 浩嗣さん 

 

 

 

 

「大串金山」とは、

現在の西彼町大串郷・鳥加郷・喰場郷一帯で掘られた

金・銀の採掘場です。

  

講座では、地中から金ができるまでの仕組みや

江戸・明治・大正時代にかけて行われた大串金山の採掘に関する

歴史などが説明されました。

 

 

講師の西海市教育委員会・主査 原口 聡さん 

 

大串金山での採掘が最盛期となったのは、江戸時代。

寛永1627年~1630年のたった4年間です!

 

この間に採掘された金銀から、幕府に納められた運上(税)

だけでも・・・

 

金が約30kgで14,900万円!!

 

銀が約262kg1700万円!!

 

か、かなりの大金ですね\

当時大村藩は、徳川幕府に砂金の形で献上していたと考えられています。

 

  

採掘する際、金が含まれやすい鉱物「石英」(左)、大串金山で使われていた採掘道具(右)【西彼農村環境改善センター資料室より】

 

 

寛永期以降も様々な人物が発掘を試みますが、

採れる金の量が少なく中止を余儀なくされます。

 

また大村藩側も、民衆が農耕を怠たる・林が伐採される

などの影響から幕府の開発要請を拒否しました。

 

画像提供:AC

 

治・大正期に入ってからも、

様々な実業家などが“ゴールドラッシュ”を夢見て採掘を行い、

少量の金を得ていた、という記録が紹介されました。

 

西海市の近代産業といえば「炭鉱」が有名ですが、

同じく鉱業分野の「金・銀採掘」も西海市を支えた産業の1つなのですね。

 

  

講座の終わりには、参加者の方々から質問も多く上がりました。

 

 

 

来年度以降の「西海市ふるさと発見講座」でも、

ふるさとの様々な歴史・自然について、みなさんと一緒に

学んでいきます。

 

詳しく知りたい分野、知らなかった人物など、ご興味ある方は

ぜひご参加ください♪

 

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