Saikaiブログ

さいかいの体験民宿「小さな海から…」再オープンへvol.1

2018年5月2日

 

 

 

「さいかいの体験民宿」として20165月にオープンした

猫がいる海辺の宿「小さな海から…」。

 

オーナーは、大村湾と自然が大好きな「原田さんご夫妻」です。

 

 

 

大村湾が目の前に広がる原田さんのご自宅で、心温かなおもてなしと

海遊びが思いっきり楽しめる人気の宿でした。

 

しかし、オープン約4ヵ月後に起きた火災により建物は全焼。

1年半の間、休業を余儀なくされます。

 

その間、原田さんは大きな課題と困難をいくつも乗り越え、

体験民宿の仲間・地域の人々からのたくさんサポートもあり・・・

ついに!この春、再オープンできることとなりました!!

 

Saikaiブログ」では、

「小さな海から…」が宿として再びオープンするまでのお話を

2回にわたりご紹介していきます。

 

  

原田家の愛猫・COROちゃん、もう1匹のTORAちゃんは「怖がり屋さん」でなかなか姿が見えません。

 

 

 

■火事の3日後には、再オープンを決意! 

 

火事が起きた当時の写真

 

2016年9月20日。

その日は特に風が強い日で、ピザ釜に残った炭のかけらが

外に舞い上がり、近くにあった木材に火が移ってしまったのです。

 

原田さんご夫婦、2匹の猫たちみんなが無事だったことだけが救いでした。

 

必死の消火活動を行うも、炎は2階まで燃え広がり

その規模は「全焼」という診断に。

 

 

炎から逃れた1階の部屋には、煤けてしまった絵本、窓枠のサッシなど当時の大変さを物語る跡が。 

 

「『全焼』と聞いたときは、ショックで…

  自分たちでなんとか平屋に改築する、くらいまでしか思えませんでした。」

 

 

そんなお2人のもとに、

火事直後から次々とたくさんの応援が駆けつけました。

体験民宿の仲間や友人、ご近所の方たち、SNSを通じて知った初対面の方まで

何か役に立てば…と、様々なものを持ってきてくれたのです。

 

 

 

「中には、トラックを1台そのまま『使って!』と置いていってくれた方や、

 私たちの寝る場所にと小屋を貸してくれる方、食べ物・着る物…

  とにかく、こんなに人の温かな気持ちや支えを受けたのは

  初めてで、驚きと涙の連続だったんです!と、奥様の愛さん。

 

実は自分が大変な目に遭うまでは、

“ボランティア”という言葉があまり好きではなかった、という

ご主人の和豊さんは、

 

「みんなのサポートが本当にただ有り難くて、助けられて。

  人の心というものに感動するばかりでした。」と語ってくれました。

 

 

愛さんが執筆している「小さな海から…」のブログでは、

火事からわずか2週間後、その時の状況や宿再開への決意まで書かれています。

 

「山と海の郷さいかい」リーフレットより

 

―― 一体この強さはどこから?いつ宿の再オープンを決心できたのですか? 

 

 「たぶん、火事から3日後には決めていました。

  というよりも、まわりの人たちから励ましを受ける中で、

  『はい!頑張ります!宿を再オープンします!』と

  自然に口から出ていましたね。」

 

火事の翌日から撤去作業が始まると、

その後も毎日、いろんなつながりから人々が手伝いに訪れたそうです。

 

あれ?今日は自分たち(原田さん)2人だけ?

と思った頃には、火事から2週間。

 

日々コツコツとみんなで作業に向かい続け、励ましを受けるうち

落ち込むどころか、2人の前には「再開」という2文字のみ

ただ前向きに浮かんでいたのでした。

 

 

 

1年半におよぶDIYでの再建作業

 

洗面所にある手作りの棚。中は猫たちの出入口になっています!キャットウォークでそのまま2階へ…アイデアですね。

 

 

火事後の撤去作業から、元の2階建ての建物が完成するまで、

「小さな海から…」の再建作業は、なんとほぼDIY

 

 

 

 

 

 

原田さんご夫婦と愛さんのご両親、体験民泊の仲間たちで

造り上げたというから驚きです!!

 

「外壁を仕上げる時だけはどうしても人の手が足りず、

  地元の大工さん1人を呼んで作業に参加してもらいました。

  あとは自分たちと仲間だけで…“こだわり”ではなく、

  材料以外にコストをかけられなかったので仕方無くですよ。」

 

とはいえ・・・

見る限りではプロ級の仕上がりです!!

 

 

 

建物を支える筋交い(すじかい)、断熱材、壁やタイルなど

自分たちやお客様が快適に過ごすための家・宿だからこそ丁寧に仕上げられた、

と話してくれました。

 

さまざまな工程で作業に参加した愛さんのお父様。“こだわりポイント”も教えてくれました。

 

◆和豊さんのプロ並みなDIY知識・技術、なにより根気!

◆愛さんのインテリアセンス、前向きな明るさとサポート力

ご家族と仲間の全面的な支えと協力

 

みんなの力が結集したからこそ、こんなにステキなお家を

わずか1年半で完成にまで導けたのですね。

 

 

 

■再スタートへ!「小さな海から…」の名前に込めた想い

 

 

2階の客室から見える大村湾の景色 

 

宿として再スタートを迎える原田さんに伺いました。

――これからどのような宿にしていきたいですか?

 

「『小さな海から…』という宿の名前の『から…』には、

 “スタート” や ”再スタート” の意味込めているんです。」

 

「小さな海から…」で過ごしたお客様が、

なにか新しいことにチャレンジしよう!と思えたり、

新たな気持ちで日々の生活に帰れるきっかけとなる場にしたい、

と語ってくれました。

 

目の前に青く穏やかに広がる大村湾の海、

原田さんご夫妻の笑顔あふれる強いパワーとあたたかなおもてなし。

ここを訪れれば、とってもキラキラした“光のような元気”がもらえます。

 

「小さな海から…」の再スタートがとっても楽しみですね!

 

vol.2では、再開を祝して4月下旬に行われた

オープニングイベントの模様をご紹介します。

 

 

●猫がいる海辺の宿「小さな海から…」

ブログ:http://chiisanaumi.jugem.jp   宿泊料金などは→こちら

最新情報・再建作業の様子はFacebookにて「小さな海から…」で検索

 

・西海市の地域webメディア「ばりぐっど」https://varygood.jp/archives/11799

 

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