Saikaiブログ

西海市郷土史研究会と行く「史跡めぐりツアー」vol.2~大島・崎戸

2018年6月11日

 

 

 

5月下旬に開催された

西海市郷土史研究会のみなさんによる「史跡めぐりツアー」。

 

後編の舞台は、大島町・崎戸町です。

 

 

・前編の西海町編は→こちら

 

 

午前中はあいにくの雨でしたが、午後から急速に回復!

青空が広がり、海沿いで「史跡めぐり」をするには絶好のお天気となりました♪

さあ、「史跡めぐり」ツアーに出発! 

 

 

 

 

■大島番所跡

 

 

大島町の西側にある大島地区には、「大島番所跡」があります。

1644年に「外海16番所」の1つとして置かれました。

 

 

当時はキリスト教禁教も厳密であり、鎖国体制が強まっていた時期。

大洋に面した大島では、異国船や漂着船を監視していたのです。

抜け荷(=密貿易)の監視も厳重に行われました。

 

現在この地域は埋め立てられ、住宅街となっていますが

番所跡のあたりは石垣の名残が残っており、かつては“ここまでが海だった”

ことがわかります。

 

 

 

■太田尾教会

 

 

 

昭和4年、当時この地区に数多くいた信者たちの手により 

建てられたカトリックの教会です。

 

「ゴシック様式」という建築様式を取り入れ、ステンドグラスや

窓や天井がアーチ状になっているのが特徴的です。

 

  

 

現在も、この教会では定期的にミサが行われ

太田尾・塩田・中戸地区で暮らす信者の方たちが通っているそうです。

 

天に向かうような美しい形の天井、カラフルなステンドガラスの装飾に

心が洗われるような…神聖な気持ちになりました。

(※普段、見学の方は自由に入ることはできません。) 

 

 

 

■深澤一族の供養塔

 

 

 

江戸時代、捕鯨が盛んだった崎戸町で“巨万の富を築いた”

とされるのが深澤一族です。

 

崎戸町浅間地区には、この深澤一族の供養塔が建立されています。

 

   

捕鯨を始めた初代・深澤義太夫勝清、2代目・義太夫勝幸、3代目・興五郎幸可それぞれの碑があります。

(上写真は崎戸歴史民俗資料館の展示より)

 

 

 

■崎戸大番所跡

 

 

 

大島番所と同年に設置されたのが「崎戸大番所」です。

 

こちらは、面高・黒口・太田和・中浦・黒瀬・大島・蛎ノ浦と

現在の西海町から大島町にかけて設置された「小番所」を統括する

「大番所」としての役割を担っていました。

 

 

 

現代のように船の性能も良くなかった江戸時代は、漂着・座礁・沈没など

海難事故も多く発生したため崎戸大番所の用務は多かったようです。

「海の警察」として近海を見守り、平安を保っていたのですね。

 

こちらも大島番所跡と同じように、石垣の名残があり

ここまでが海だったことを物語っています。

 

 

 

■崎戸歴史民俗資料館・炭鉱記念公園

 

 

 

江戸時代に盛んだった「捕鯨」、

明治末期~昭和に日本の近代化を支えた「炭鉱」の歴史を

今に伝えているのが「崎戸歴史民俗資料館」です。

 

昭和30年代、当時としては最新の家電や調度品をもつ裕福な生活をしていた

炭鉱マンとその家族の暮らしを伝える映像を見学。

 

 

 

捕鯨に関する展示資料や、昨年発表された恐竜化石の複製も見学しました。

 

  

 

 

 

西海・大島・崎戸町の長きにわたる歴史の足あとをめぐるツアー。

さまざまな時代、厳しい生活環境を経て、

この地で生きた人々の仕事や日々の暮らしを知れる充実した内容でした。

 

身近な場所こそ、まだまだ知らない歴史やエピソードが詰まっているんですね!

 

 

 

西海市郷土史研究会では、今後も市内をめぐる史跡ツアーを

計画しています。次回は今秋!

 

ご興味のある方は、ぜひ一緒に学んでみませんか?

  

●西海市郷土史研究会 

事務局長 岸本 徹也さん TEL:090-1512-4350 

 

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