Saikaiブログ

「潜伏キリシタン関連遺産」と西海市~観光事業者向けセミナー開催

2018年12月6日

 

 

今年6月に世界文化遺産に登録された

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」。

 

12の構成遺産に西海市内のスポットは含まれていませんが

長崎市外海地区や佐世保市黒島など、近隣の集落から構成されており

西海市と関連が深いスポットが多く含まれています。

 

そこで西海市では、

市内の観光事業者の方たちに向け

西海市と「潜伏キリシタン関連遺産」の関係について学ぶ

セミナーを開催しました。

 

 

午前・午後と同じ内容で開催し、25名ほどの方たちにご参加いただきました。

 

 

講師は、NPO法人 長崎巡礼センター 事務局長の

入口 仁志 (いりぐち ひとし) さん。

 

入口さんは普段、県内で開催されるキリシタン巡礼ツアーの

ガイドたちを育成する講師を務めています。

  

 

 

 

 

■構成資産となった集落のルーツ=西海市を含む外海地域

 

 

 

「潜伏キリシタン関連遺産」を観光客の方たちに説明するのは、

自然や建物の世界遺産と違ってとても難しい、と入口さん。

 

なぜなら、目に見える特定のものではなく

弾圧されながらも自分たちの信仰を代々後継していったという

“人々の暮らし・生き方そのもの”が対象となっているからです。

 

だからこそ、入口さんは

「ストーリーを伝えられる語り部の存在」の必要性を訴えていました。

 

 

 

またこの世界遺産を語る上で、構成資産には含まれないものの

西海市(五島灘・角力灘に面した地域)は欠かせない場所であることも

お話くださいました。

 

「五島、平戸地域の潜伏キリシタンたちは、

 もともと西海市を含む外海地域に暮らしていた人々。

 現在の西海市で信仰に関わるものがほとんど残っていないのは、

 この“移住”も大きなの理由の1つと言えます。」

 

日本最初のキリシタン大名 大村 純忠の命により

40年近くキリスト教信仰が義務付けられていた当時の西海市。

潜伏キリシタンの人々が暮らしていたという歴史は

事実上確かであることを、入口さんは強調しました。

 

「ご自身の身のまわりで、

 潜伏キリシタンに関する歴史が残されていないか?

 ぜひ身近なところから探してみてください。」

と参加者の方たちに呼びかけていました。

 

 

 

■参加者の声

 

セミナーを受け、参加された観光事業者の方たちに

感想を伺うアンケートにお応えいただきました。

 

「地元のことながら知らなかった内容が多く、勉強になった」

「構成資産に含まれる地域と合同で研修会を開催し、横のつながりを深めたい」

「このセミナーをきっかけに、改めて歴史について学びたい」

といった感想が多くありました。

 

世界遺産登録後、都市圏からツアーでいらっしゃるお客様が

少しずつ増えているという声もありました。

 

このセミナーを機に、参加者の方たちが西海市での“語り部“となり

西海市と世界遺産の関係について伝え広めていただけることに

期待しています!

 

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