更新日:2019年03月22日

西海みかん便りvol.4「済州島から見学&収穫直前」~原口みかん

  10月上旬、韓国の済州島から 35名のみかん生産者の方々が 原口果樹園のみかん作りを見学に訪れました。    

      韓国といえば、韓流ドラマなどでも雪のシーンが多く 寒いイメージを抱く方も多いはず。 済州島は韓国の中でも最も南にある島で、 「韓国のハワイ」ともいわれる比較的温暖な気候だそう。 韓国で唯一のみかん産地です。     「温州みかん」や「マンダリン」、「不知火(しらぬい)」 を主に栽培しているそうです。    

    今回は3泊4日の日程で、農協のような団体に所属する 済州島の農家さんたちが、九州のみかん作り見学ツアーに訪れ、 長崎県内では原口果樹園さんに訪れました。     農家さんとしては、おいしいみかん作りのコツや 生産現場を見られるのは「企業秘密」にしたい ところだと思うのですが・・・    

    以前から様々な見学者を受け入れてきた、 という原口さん。

高い栽培技術を独り占めするのではなく、むしろその技術を“求める人には伝えたい”というのが、原口さんの考え方なのです。

    以前、原口さんからお話を伺った際の

「自分が見つけた技術でも、独り占めせず世の中へ広めることが、自分の使命であると思った。」

という言葉が印象的でした。 原口さんにとって、丹精込めて作ったみかん畑を いろんな人に見てもらうことは“使命”の1つなんですね。     見学されている途中、済州島の生産者の方に 韓国の農業事情についてお話を伺いました。     韓国も日本と同じく、農業従事者は高齢化。 跡を継ごうとしている若者が不足しているのが現状。 日本では「青年就農給付金」をはじめ、 農家に対する様々な補助金制度が用意されているが、 韓国は少ないとのことでした。      

      畑を見学しながら、原口さんが作ったみかんを 試食した済州島の方たち。 「マシッソヨ!!(おいしい!!)」 という感激の声があがっていましたよ♪      

    10月下旬にお邪魔した原口果樹園さんの様子。 だいぶオレンジ色になってきましたね★     「今年の秋は雨が多くて・・・ 11月は晴天が続いてくれなくては困る!」 と、原口さん。    

    夏の日照りを乗り越え、せっかく凝縮した おいしいみかんに仕上がった「原口みかん」。     このままもし雨が続けば、味が薄まったり 「浮き皮」といって皮と身の間に隙間ができて しまう可能性があるそうなのです。    

    「11月に入って晴天になったら、一気に収穫しなくては!」 これまでのみかん作りの締めくくり、収穫に向け ますます気合の入る原口さんです。      

    話を聞いていたら… おぉ!!なにやら物騒なものが!!!    

    これは、カラスなど鳥害対策のエアガンだそうです。 みかんを狙って近づくカラスを脅すために使います。     おいしく実らせるまでも様々な苦労がありますが、 実ったみかんを守ることも重要な仕事のひとつ。 お客様の口に入るまで、気が抜けませんね!      

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