【注意喚起】子どものベッドからの転落事故について
0~1歳児のベッドからの転落事故にご注意ください!
6歳以下の子どもが、主に就寝時などに大人用ベッドやベビーベッドから転落することにより負傷または窒息する事故報告が、医療機関から消費者庁へ寄せられており、平成27年1月から令和2年9月末までに、計912件の報告がありました。
さらに、912件の内、0歳の転落事故件数が534件、1歳の転落事故件数が160件と、全体の約76パーセントを占めています。
数十センチメートルの高さのベッドさえも、転落すると頭がい骨骨折や頭がい内損傷のおそれがあります。また、ベッドと壁や物との間に頭が挟まれるなどして窒息するケースもあり、場合によっては命を落とす危険性があります。
転落事故防止のため、0~1歳児をベッドに寝かせる場合は、大人用のベッドではなく、ベビーベッドを使用してください。
また、ベビーベッドは、常に柵を上げて使用し、収納扉がロックされていることを必ず確認してください。
○消費者庁に寄せられたベッドからの転落事故事例
1. 乳児(0歳)を寝室の大人用ベッド(高さ50センチメートル)に寝かせていて、保護者は別の部屋で洗濯物を干しに離れた。5分ほどして泣き声に気が付いて見に行くと、乳児がフローリングの床に転落し、うつぶせで泣いていた。
… 医者の診断:急性硬膜外血腫、急性硬膜下血腫、頭がい骨骨折
2. 乳児(0歳)を1人でベビーベッドに寝かせていたところ、当該ベッドの柵とマットの間に挟まった状態で発見され、後に死亡を確認。
消費者庁では、製品に関する事故等、様々な情報を発信しています。
詳しくは消費者庁ウェブサイトをご覧ください。
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