西海市地域包括支援センター
西海市地域包括支援センターについて
地域で暮らす高齢者の皆さんを、介護サービスを始めとした、福祉、健康、医療、権利擁護など、さまざまな面から総合的に支援しています。
地域での元気な生活を継続していくために、地域の高齢者の皆様の自立した生活を支援します。
西海市地域包括支援センターの業務
(1)総合相談事業
高齢者が生活しやすい環境の向上のため、高齢者の初期相談や専門的な相談に応じ、支援を必要とする高齢者を保健・医療・福祉サービスをはじめとする適切な支援へつなぐとともに、地域における関係者とのネットワークの構築を図る事業です。
(2) 権利擁護事業
高齢者が生活しやすい環境の向上のため、高齢者の初期相談や専門的な相談に応じ、支援を必要とする高齢者を保健・医療・福祉サービスをはじめとする適切な支援へつなぐとともに、地域における関係者とのネットワークの構築を図る事業です。成年後見制度の利用、経済的な困窮状態、高齢者虐待等の相談について、継続支援しており、関係機関と連携し対応しています。
西海市 高齢者虐待防止の手引き (PDFファイル: 1.8MB)
(3) 包括的・継続的ケアマネジメント支援事業
高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう、多職種相互の協働等により連携し、包括的かつ継続的に支援します。
具体的には、介護支援専門員同士の連携、意見交換の場を確保すると共に、介護支援専門員の資質向上を図る観点から、事例検討会等を実施し情報提供等を行います。
(4) 地域ケア会議推進事業
地域における各関係機関多職種協働による個別事例の検討を行い、地域のネットワーク構築、ケアマネジメント支援等地域課題の把握を行う事業であり、地域包括ケアシステムの構築には欠かせない重要な会議です。
地域ケア会議は、「個別課題の解決」「地域包括支援ネットワークの構築」「地域課題の発見」「地域づくり・資源の開発」「政策形成」の5 つの機能を有しており、高齢者個人に対する支援の充実と、それを支える社会基盤の整備を目指します。
本市では、個別事例の課題分析を積み重ね、地域に共通した課題を明確化することに重点を置いています。
(5) 在宅医療・介護連携推進事業
地域の医療・介護関係者による会議の開催、在宅医療・介護関係者の研修等を行い、在宅医療と介護サービスを一体的に提供する体制の構築をはかる事業です。
西九州させぼ広域都市圏事業「在宅医療・介護連携推進事業」に参画し、佐世保市・松浦市・平戸市・佐々町・伊万里市・有田町など、佐世保医療圏と連携し、多職種連携研修会や市民公開講座を開催しています。
高齢者が医療や介護が必要になっても住み慣れた地域での生活を可能とするために、在宅医療・在宅介護に関わる多様な職種の連携を今後も推進してまいります。
(6) 認知症総合支援事業
認知症地域支援体制構築等推進事業として、認知症施策の推進、認知症に関する知識の普及、認知症予防、生活支援ネットワークづくりに関することなどを協議するため協議会を開催します。認知症予備軍の把握や早期発見のための事業、認知症に関する知識の普及などのため講座を実施しています。また、認知症初期集中支援チームの関与による認知症の早期診断・早期対応や相談対応等を行い、認知症の方の意思が尊重され、できるだけ住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる地域の構築を推進しています。
認知症ケアパスを作成し、認知症発症予防から人生の最終段階まで、生活機能障害の進行状況に合わせ、いつ、どこで、どのような医療介護サービスを受ければよいのか、これらの流れを予め標準的に示したもの活用しています。
まちづくり出前講座(認知症予防の出前講座、認知症サポーター養成講座含む)
(7) 生活支援体制整備事業
生活支援コーディネーターの配置や協議体の設置等により、担い手やサービスの開発等を行い、高齢者の社会参加及び生活支援の充実を図る事業です。
西海市全域を担当する、第1層生活支援コーディネーターと各圏域を担当する第2層生活支援コーディネーターの配置をおこない、地域の実情の把握に努め、地域及び個人のニーズと社会資源のマッチングを図り、支え支えられながら共存できるよう、地域づくりの強化を図ります。また、住民参加型サービスの担い手となる、生活支援サポーター・介護予防サポーター養成等をおこない、地域住民の互助活動を支援・推進し、高齢者の社会参加及び生活支援の充実を図り、高齢になっても生きがいを持ちながら、お互いに支えあいながら暮らしていける仕組みづくりを構築していきます。