相談(通告)は保護者を救うことでもある

相談(通告)は保護者を救うことでもある

児童虐待というと、「なんてひどい親なんだ!」と思ってしまいがちです。
でも、虐待の背景には、経済的なものが不安定である、家族関係が不和である、保護者自身も過去に虐待を受けていた、などさまざまな問題があります。
また、子育てについて身近に相談できる人がいない、仕事などの関係により育児について夫の協力が得られない、など昔の子育ての環境と違って核家族化が進み、孤独な環境のなかで子育てに悪戦苦闘している保護者も少なくありません。   そんな中、子どもが泣きやまない、言うことを聞かない、急いでいるのに子どものすることが遅くてイライラする、などといったことが起これば、どんな保護者でも心の余裕を失い、虐待に至る可能性はあります。
虐待は、虐待をしてしまった保護者を責めても解決にはつながりません。多くの場合、保護者自身が後悔し、やめなければと思っています。専門機関への相談(通告)は、こうした保護者が専門機関と出会う機会をつくり、援助を受けながら苦しみや悩みを軽減させる、「はじめの一歩」でもあるのです。

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