高度無線環境整備推進事業(令和2年度分)に係る中間評価の結果について
高度無線環境整備推進事業とは
高度無線環境整備推進事業とは、総務省が実施する補助事業です。
この事業は地方公共団体、電気通信事業者等による、高速・大容量無線通信の基盤となる伝送路設備を整備する際に、その費用の一部を支援するものです。
中間評価の結果
概要
無線システム普及支援事業等補助金交付要綱補足事項の規定に基づき、令和2年度に実施しました高度無線環境整備推進事業に係る中間評価の結果をお知らせします。
事業概要
- 工事完了日:令和4年2月28日
- サービス開始日:令和4年4月1日
目標達成状況
指 標 |
目標 |
実績値 |
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令和4年度 |
令和5年度 |
令和6年度 |
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一般家庭におけるWi-Fi整備 |
令和4年度:100世帯 令和5年度:200世帯、累計値 令和6年度:250世帯、累計値 |
累積数: 107世帯 |
累積数: 206世帯 |
累積数: 229世帯 |
公共施設における公衆無線LANサービス整備 |
令和4年度:2箇所 令和5年度:2箇所、累計値 令和6年度:2箇所、累計値 |
累積数:1箇所 |
累積数:1箇所 |
累積数:1箇所 |
(参考)
提供可能回線数 |
利用回線数 |
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令和4年度 |
令和5年度 |
令和6年度 |
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464回線 |
累積数:118回線 |
累積数:226回線 |
累積数:252回線 |
目標達成に向けて実施した取組
西海市主催による住民向け説明会の開催
コロナ禍のため住民向け説明会は中止し、チラシや西海市ウェブサイト、広報紙等での周知及び光サービスの申込先の周知等を実施。
各通信事業者による販売促進活動の展開
コラボ事業者をはじめとした通信事業者による販売活動(家電量販店や携帯販売店舗等)を強化し、光サービスの販売促進を実施。
評価
家庭用Wi-Fi
サービス開始前に住民向け説明会を検討したが、コロナ禍において説明会を取りやめたため、住民へのアプローチが十分に実施できなかったところもあり、一般家庭におけるWi-Fi整備は目標値をやや下回る導入数(進捗率92パーセント)となった。
- 家庭用Wi-Fi実績値について
家庭用Wi-Fiの実績値については、光回線の利用回線数をもとに、統計資料の自宅での無線LAN設置率を乗じて、以下の数式により算出しています。なお、無線LAN設置率は、総務省が毎年調査を行いホームページにて公開されている「無線LANセキュリティに関する調査」での2023年度(令和5年度)利用者意識調査から、「自宅に無線LAN設置」を含む回答の率(過去3か年分平均)を用いています。(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/wi-fi/
家庭用Wi-Fi実績値=(注1)×(注2)
令和4年度:118回線×91.2%=107世帯
令和5年度:226回線×91.2%=206世帯
令和6年度:252回線×91.2%=229世帯
注1 フレッツ光サービス及びコラボ光サービス加入数
注2 自宅無線LANの2021から2023年度平均設置率
公衆無線LAN
松島港および尻久砂里海浜公園の2施設を整備予定であったが、コロナ禍による需要が高まっているワーケーション等施設を優先して整備したため、計画された施設は全2施設中1施設となった。
(参考)R4年度整備済みワーケーション等施設
伊佐ノ浦公園、七ツ釜鍾乳洞、みかんドーム、尻久砂里海浜公園、四本堂公園
- 公共施設における公衆無線LANサービス整備実績値について
R4年度に1箇所(尻久砂里海浜公園)への公衆無線LAN設置済み
利用回線数
令和6年度3月末時点で、利用回線数は提供可能回線数に対し、進捗率54.3パーセントとなっており、順調に推移している。