【7/22配信】修学旅行生たちが西海市へ!大自然の体験と食文化に挑戦!~1泊2日の体験民泊~
春から初夏にかけて、西海市には全国各地から修学旅行生が訪れます。今年は4月から6月の間に、9つの学校が体験民泊にやってきました。2年前に移住してきた私も、この西海市の景色に惹かれ、地域活性化に貢献できればと今年から体験民泊を始めました。
今回は、私が受け入れた関西の3校の中学生たちとの交流についてお届けします。
ドキドキの対面!温かく迎える「入村式」
「今年はどんな生徒たちが来るのだろう?」と、わくわくしながら入村式を迎えます。生徒たちを出迎えたのは「山と海の郷さいかい」関係者と、民泊家庭のホストファミリーの皆さんです。
ホストファミリーの方々はみな「西海市の魅力をもっと知ってもらいたい」という地元愛にあふれる方ばかり。郷土料理作りや畑作業、釣りなど、西海市の日常を生徒たちと一緒に過ごす中で、生徒たちの新鮮な驚きの声や笑顔を見るのが楽しみだと話してくれました。
山・海・島が織りなす西海市の魅力に触れる
西海市は、豊かな山があり、美しい島々があり、さらには外海と内海という2つの異なる表情の海を持つ、場所によって印象がガラリと変わる面白い地域です。
今回、我が家では兵庫県「加古川市立山手中学校」、京都府の「京都市立桃陵中学校」、大阪府の「河南町立中学校」の生徒たちを1泊2日で受け入れました。
我が家ならではの体験イベントと、ご近所の温かいサポート
我が家での体験は、BBQの火起こしや薪割り、キウイの受粉、さらには苺・枇杷・梅の収穫など盛りだくさん!
実は、我が家には野菜を収穫できるような畑はありませんが「生徒たちが来るなら!」と、ご近所の方々が枇杷の木や梅の木などを収穫用に提供してくれたり、採れたてのタケノコやじゃがいもを差し入れてくれたりしました。地域のおじいちゃん、おばあちゃんたちも、生徒との交流を楽しみにしてくれているのです。
▲薪割り体験
▲枇杷収穫体験
収穫したての枇杷や苺を使ったゼリーは大好評。また、大きな切り株を的にしたダーツで「料理担当」を決定!マグロではなくヒラマサなど白身魚を芯にした、ご当地名物の「白鉄火巻」作りに挑戦し、「皿うどん」や「かんころ餅」をみんなで堪能しました。BBQでは定番の焼マシュマロも楽しみました。
▲BBQ
▲BBQ定番の焼きマシュマロ
▲白鉄火巻作り
雨の日が生んだ、ご近所さんとの卓球大会
野外での体験イベントは都市部で暮らす生徒たちにとって新鮮なものですが、天候に左右されやすいのが悩みどころ。
そのことを聞きつけたご近所さんがガレージの卓球台を開放してくれました。久しぶりに使う卓球台を、生徒たちと一緒に協力して設置。
卓球は体格や年齢の差が出にくく、世代を超えて対等に楽しめるスポーツ。「何年ぶりだろう!」とラケットを握るご近所さんの笑い声と生徒たちの歓声が、ガレージに響き渡る温かい時間となりました。
▲ご近所さんと卓球を楽しむ生徒たち
多様な自然景観や文化が凝縮された西海市
西海市の魅力は、なんといってもその変化に富んだ地形です。複雑に入り組んだリアス海岸や大小さまざまな島が連なり、移住して2年経つ私でも「川だと思っていたところが実は海であり、対岸は島だった」と、今でも驚かされることがあります。
穏やかな大村湾側(内海)からは美しい朝日が昇り、300m~500m級の山々を挟んだ外海側(外海)では、水平線に沈む夕日が見えるサンセットロードが続きます。また、外海から大村湾へつながっている狭い海峡に架かる「西海橋」のうず潮も見どころの一つ。
国指定の鍾乳洞やキリシタン関連の史跡のほか、滝や川遊びができるスポットなど、それぞれの地域の特性を活かしたさまざまな体験民泊ができるのも、西海市の魅力でもあります。
▲夕日が綺麗な南串山展望台
▲南串山展望台の海が目の前のブランコ
▲大島大橋公園で磯遊びに夢中になる生徒たち
▲新西海橋公園の夜景と星空を楽しむ生徒たち
生徒たちが教えてくれた、たくさんの感動と思い出の数々
移動直後は疲れが見えた生徒たちも、体験活動が始まると元気いっぱい。生徒たちが、新しい挑戦や何気ない交流を通じて、大きな成長と素敵な思い出をたくさん残してくれました。
<五感で楽しむ長崎の食文化>
「初めて枇杷を食べた!」「焼きマシュマロ絶品!」と大喜び。クジラや、ウスターソースをかける長崎スタイルの皿うどん、かんころ餅など、初めて体験する長崎の食文化に積極的に挑戦し、新しいおいしさを発見しました。
<大自然の中で深まる絆>
ダーツゲームや薪割り、BBQの火起こしなど、都会ではできない大自然の中での体験に夢中になる中で、友人同士の絆がさらに深まっていく様子がとても微笑ましかったです。
<主体性と心の成長>
慣れない環境でありながらも、率先して皿洗いをしたり、朝早く起きられたりと、生徒たちの自立した行動力や成長もみられました。
<多感な時期ならではのかわいい打ち明け話>
「修学旅行中に好きな子に告白したい」「恋みくじの内容が面白かった」「彼女とのデートが楽しい」など、多感な中学生ならではの素直な告白や相談事も飛び出しました。
<西海市を深く知ろうとする、鋭いまなざし>
「西海市が平和に貢献していることは?」「将来の西海市はどうなっていると思う?」といった、地元を深く知ろうとする鋭い質問や意見が出ました。また、西海市のような交通が不便な地域において、買い物や通学、通院の足を確保する画期的な手段になる自動運転車に興味を持つ生徒もいて、彼らの学びに対する姿勢にハッとさせられました。
<心のこもったガイドブック>
長崎の観光地について調べた手作りガイドブックを見せてくれたり、自分たちの地元を紹介する手作りガイドブックをプレゼントしてくれたり、後日、お礼の手紙が届いたり、生徒たちの温かい心遣いに胸が熱くなりました。
▲景色を眺める生徒たち
地域活性化と地域同士のつながり
初めての受け入れで不安もありましたが、周囲の経験者の温かいサポートや、体験民泊を通じて生まれる新たなつながりができたことが大きな支えとなりました。他の移住者の方からも「体験民泊をきっかけに地元の方々の優しさに触れ、地域に溶け込むきっかけができた」という声をよく聞きます。また、長年民泊を受け入れているベテランの経験者からは「生徒たちとの交流によって元気をもらえる」という声をよく聞きます。私たちが普段見慣れている「何気ない風景や文化」を「特別な体験」として分かち合えることは、大きな喜びや生きがいにつながっているようです。
「西海市が楽しかったから、今度はプライベートで来ました!」と、いつか大きくなった彼らが再訪してくれる日を夢見て。
次回は秋のシーズン。どんな生徒たちが来るのかとても楽しみです。
【体験民泊に関する問い合わせ先】
一般社団法人 山と海の郷さいかい
郵便番号857-2222
長崎県西海市西海町中浦北郷299-64
(エコヴィレッジさいかい元氣村内)
Tel : 0959-23-0061 / Fax : 0959-23-0062







