【注意喚起】人気の家庭用テレビゲーム機などを販売してるかのように装う偽の通信販売サイトについて
通信販売サイトでの商品購入は慎重に検討しましょう!
通信販売サイトで、人気の家庭用テレビゲーム機やゲームソフトを注文して代金を支払ったものの、商品が届かないという相談が、各地の消費生活センターなどに数多く寄せられています。
偽サイトには次のような特徴がみられます。
1.家庭用テレビゲーム機、パソコン、スマートフォン、カメラ、家電製品などを通信販売しているかのように装っている。
2.その中でも、特に、消費者に人気があるNintendo SwitchやPlayStation5の特集ページをサイト内に設けて、消費者を誘っている。
3.外見は普通の通信販売サイトのようであり、不自然な日本語表記もみられず、一見しただけでは偽サイトと気付くのは困難。
4.各サイト内には「ご利用規約」のページがあり、それぞれ別の事業者の情報が記載されているが、これらの情報は全て虚偽のものであり、また、代表者の氏名、サイト運営責任者の氏名、電話番号は記載されていない。このほかにサイトの運営者の手掛かりとなる情報はなく、運営者の実体は不明。
5.価格表示がメーカー希望小売価格より若干高い価格やほぼ同じ価格であり、また、商品について「残り○個」と在庫がわずかであるかのように表示して、消費者に商品を買わせようと誘っている。
○消費者庁から皆様へのアドバイス
偽の通信販売サイトについては、従来、他の通信販売サイトでの平均的な販売価格と比べて明らかに割安な販売価格を表示している事例が多くみまれました。
しかし、本件は人気がある商品の購入を希望する消費者の心理につけ込むものであり、消費者がメーカー希望小売価格よりも高い価格であるにもかかわらず、商品を注文してしまったという事例が多くみられます。
今後もクリスマスや年末年始にかけて家庭用テレビゲーム機の需要が高まると予想されますが、通信販売サイトで購入しようとする際は、本件の被害状況を踏まえ、慎重に検討しましょう。
本件を含め、これまでの偽の通信販売サイトでの被害状況からすると、代金を前払いで個人名義の口座に振り込ませようとする場合には、偽サイトである可能性が高いので、そのようなときは代金を振り込まないことが安全です。
※この記事の詳細は、消費者庁ウェブサイトにて掲載しています。
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取引に関して不審な点がありましたら、契約をしたりお金を支払ったりする前に、消費者ホットライン、消費生活センター、警察に相談しましょう。
○消費者ホットライン:188(いやや)
○西海市消費生活センター:37-0145
○警察相談専用窓口:♯9110