西海市空家等対策計画について
近年、地域における人口及び世帯数の減少や既存の住宅・建築物の老朽化等に伴い、使用されていない住宅・建築物が年々増加しており、防災、衛生、景観等の周辺地域への生活環境に深刻な影響を及ぼしており、全国的にも社会問題となっています。
本市においても、2,600件（平成30年統計調査）の空家があり、前回調査から約3.6％増加しています。この状況は、更なる人口減少と相まって今後も進行し、空家は増加していくと予想されます。
本来、空家等は、その所有者、管理者又は占有者等が適切な維持管理に努めることが民法で規定されていますが、空家等対策の推進に関する特別措置法（平成26 年法律第127 号）が平成27 年5月26 日に全面施行されたことから、本市においても法第6条に規定する「空家等対策計画」を策定し、市民の安全・安心な住環境の確保に向け、早急な対策の実施に努めるものとします。