緊急通報体制等整備事業
ひとり暮らしの高齢者等に対し、急病や災害時緊急時において適切な対応を図るため、緊急通報装置を設置、高齢者等の自立した生活の支援と福祉の向上を図る。
設置の対象者
西海市に住所を有し、自宅に固定電話を設置している方、又は電話を設置することができる方で、次のいずれかに該当する方
1.65歳以上のひとり暮らしの高齢者
2.65歳以上の高齢者のみの世帯
3.身体障害者のみの世帯及びこれに準ずる世帯に属する身体障害者
設置の前に
緊急通報装置の設置にあたり、設置対象者の緊急時において、受信センターからの要請により対象者の自宅に10分以内に駆け付けが可能な近隣の親族やご近所の方を原則3名協力員としてご登録いただく必要があります。
設置対象者は、申請前に協力員になって頂く方に「協力員へ協力を依頼する事例」を見ていただいて、協力員として登録してよいか確認を取っていただきます。協力員になっていただく方の了解を得たうえで、協力員票に記入してください。
設置にかかる個人負担
〇レンタルの場合
・NTTからの機器レンタルとなり、月額使用料の418円が個人負担となります。
・設置工事費(工事派遣を含む)3,190円
・本体電池代 2,860円
※設置時にかかる基本料金:6,468円(電話料金合わせて、後日支払う)
その後、毎月のレンタル料418円は、電話料金と合わせて請求されます。
〇本体購入の場合
・本体価格(37,950円)の3分の1(12,650円)が個人負担となります。
・設置工事費(工事派遣料を含む)10,780円
※設置時に係る基本費用:23,430円(設置時に設置業者へ現金で支払う。)
〇注意事項
・居宅内配線の延長等自己施設の増補に関する費用、電池交換(電池代、工事派遣料)は自己負担となります。
設置申請後から機器設置までの流れ
1.申請書と協力員票を提出
2.申請書の審査後、実態把握調査を調査機関(社会福祉協議会)に依頼する。
3.実態把握調査の結果に基づき、設置の可否について審査を行う。
4.設置が決定した場合は、決定通知書・緊急通報装置設置券を申請者へ送付する
5.通知後、西海市役所から設置対象者宅へ伺い、緊急時の連絡先などについて、聞き取り調査を行う。
6.聞き取り調査後、西海市役所から福岡安全センター長崎営業所へ機器設置を依頼する。
7.福岡安全センター長崎営業所から設置対象者へ設置日程についての調整連絡を行う。
8.設置後、申請者が「緊急通報装置設置券」に記入・押印し、西海市役所へ提出する。
緊急通報装置が必要なくなった場合
施設への入所、市外への転出又は死亡等により設置者が緊急通報装置を必要としなくなった場合は、長寿介護課へ連絡をしていただき、ご自宅へ訪問し機器の撤去を行います。